ラピッドサイトVPSにWordpressとECCUBEをインストールする

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ラピッドサイトVPSにWordPressとECCUBEをインストールする

作成日
2013/07/23
更新日
2013年7月23日

ラピッドサイトにてトップページや会社概要、新着情報をWordPressにし、「shop」フォルダにEC-CUBEを展開する方法。
この場合の注意点としてトップページやWorpdressのページで、商品への直リンクを張ったりは出来るかとは思いますが、ECCUBEの機能を使うのには更に何かする必要があります。ECサイトの新着情報にWordpressを利用したい人向けというよりは、会社のホームページにプラスアルファで販売もしたい人向けです。
また、shopページのタイトルを「ショップ | サイト名」などとしたい場合、店名やmain.tplなどに注意が必要です。。
特に普通と変わらないインストールの部分は省略します。

ファルダ構想

ワードプレスを「wp」フォルダ内に展開し、パーマリンクの変更を行う。EC-CUBEは「shop」内に展開し、「html」フォルダ内のファイルを階層を一つ上げて「shop」直下におく。

  • index.php
  • wp
    • wp-admin
    • wp-content
    • wp-include…etc
  • shop
    • abouts
    • admin
    • cart
    • content
    • data…etc

パスの例

トップ
http://example.com/
直下index.phpが、「wp」フォルダ内のwordpressを読み取ります。
会社概要
http://example.com/about.html
wordpressの設定、パーマリンクの設定とfunctions.phpにする記述により.htmlを尾につけます。
新着情報
http://example.com/news
WordPressのカテゴリー「news」一覧表示になります。語尾「/」はつきません。
新着情報の記事
http://example.com/news/33.html
投稿のシングルページはポストID.htmlで表示にします。
商品販売
http://example.com/shop/
「shop」フォルダ内のEC CUBEを展開させます。

流れ

wordpressのインストールからパスを整えるまでの流れ。

  1. WordPressをインストールする
  2. eccubeを「shop」内にインストールする
  3. eccubeのファイル構成を変え再インストール
  4. Wordpresのパーマリンク変更
  5. eccubeのフォルダ内にWPのリライト設定解除
  6. ControlPanelのリライト設定解除

1.Wordpressをインストールする。

「wp」フォルダ内にWordpressをインストールします。ダウンロード&解凍した「wordpress-xxx」のフォルダ名を「wp」に修正してアップするだけです。
一応ラピッドサイトにおけるWordpressのインストールの主な流れを書きます

データベース作成

http://ドメイン名/mysqladmin/にphpMyAdmin行き、サーバ管理者IDとサーバ管理者パスワードを入力します。
もしサブホストの場合には、http://メインドメイン/mysqladmin/で入ります。

WordPressのダウンロード・アップロード

WordPressのサイトに行き、最新版をダウンロードします。
「wodrepss-xxx.zip」を解凍し、「wp」にフォルダ名を変更してそのまま直下にアップロードします。

ディレクトリのパーミッション変更、インストール

事前に「wp」を「777」に変更することによって、手動で「wp-config.php」を作成せずに済みます。
「localhost」、「管理者ID」、「管理者パスワード」、「データベース名」でインストールできます。

2.EC CUBEをインストールする。

最初に通常通り「shop」フォルダ内にEC CUBEをインストールします。
最新版eccube2.12.xはインストールできませんでした。(2013.02.08現在)
eccube2.11.xは確認済みですので、eccubeのサイトからダウンロードして利用して下さい。

データベース作成

http://ドメイン名/mysqladmin/にphpMyAdmin行き、サーバ管理者IDとサーバ管理者パスワードを入力します。
もしサブホストの場合には、http://メインドメイン/mysqladmin/で入ります。
照合順序を「utf8_unicode_ci」で作成して下さい。

EC CUBEのダウンロード・アップロード

ecucubeのサイトに行き、過去のリリースから「eccube2.11.x.zip」をダウンロードします。
FTPで直下(ドキュメントルート)にアップロードします。

SSH接続、ルートユーザーに変更

アプリケーションソフト「Poderosa」(無料ダウンロード可能)を利用し、接続します。
「新規Telnet/SHH接続」で以下を入力

  1. ホスト:ドメイン
  2. プロトコル:SSh3
  3. アカウント:サーバ管理者ID(サブホストはドメイン管理者ID)
  4. 認証方法:パスワード
  5. パスフレーズ:サーバ管理者パス(サブホストはドメイン管理者パス)

ルートユーザに変えます。(以後SHHの説明で、「# 」は分りやすく浸けたものです。実際に入力するのは「# 」以後です。)

パスワードを求められるので、ルートパスワードを入力。

ドキュメントルートに移動

メインドメインの場合は、

サブホストの場合は、

解凍と権限の設定

アップロードしたzipファイルを解凍します。

権限を変えます。eccubeの部分は各々の名前に変更して下さい。

FFTPで名前を変更

解凍されたファイル「eccube-2-11-x(例)」を「shop」に変更します。

インストールします。

http://ドメイン名/shop/html/install/にアクセスし、インストールします。

  1. DBの種類:MySQL
  2. DBサーバ:localhost
  3. DB名:ECCUBE用に作成したデータベース名
  4. DBユーザ:サーバ管理者ID
  5. DBパスワード:サーバ管理者パス

3.eccubeのファイル構成を変え再インストール

このままでは「ドメイン/shop/html/」にeccubeが展開されるため、SSH接続によりファイルの構成を変えます。
最初から構成を変えてインストールしようとするとなぜか出来ませんでした。

SSHで「shop」に移動

メインドメインの場合は、

サブホストの場合は、

フォルダの移動

「data」ディレクトリを「html」内に移動します。

「html」の中身だけを「shop」直下に移動します。
メインドメインの場合は、

サブホストの場合は、

権限を変更します。
メインドメインの場合は、

サブホストの場合は、

FTPで「shop」フォルダ内の「html」を削除します

define.phpの編集

http://ドメイン名/shop/ 内にあるdefine.phpをダウンロードして修正します。
変更前

変更後

「.htaccess」の作成、アップロード

アプリケーションソフト「TeraPad」を使い、新規作成して下記を記入します。

「.htaccess」として保存し、これをhttp://ドメイン名/shop/内にアップロードします。
※Macを利用している場合は、「htaccess」で保存し、アップロードしてからリネーム。

再インストールします。

http://ドメイン名/shop/install/にアクセスしてインストールします。
先ほどと同じ様に進んでいますが、ECサイトの設定の項目で以下を変更します。

  1. HTMLのパス:ドキュメントルート/shop/ に変更
  2. URL(通常):http://ドメイン名/shop/
  3. URL(セキュア):https://ドメイン名/shop/

4.Wordpresのパーマリンク変更

wordpressが「ドメイン/wp/」内に展開しているので、ドメイン直下に持ってくるように設定。

投稿を「ポストID.html」する。

「ダッシュボード」「設定」「パーマリンク設定」から、「カスタム構造」にチェックを入れ、
http://ドメイン名/wp/%category%/%post_id%.htmlを入力

作成できない場合

「TeraPad」で「.htaccess」を作成して、「FFFTP」で「http://ドメイン名/wp/」直下にアップロード
パーミッション(属性・アクセス権限)を「707」に変更。
また設定画面に戻り「変更を保存」をクリックする。

固定ページを「スラッグ.html」する。

利用しているテーマ内の「functions.php」(http://ドメイン名/wp/wp-content/themes/テーマ名/functions.php)に以下を追加。
もしなかったら作成し、「<?php」を先頭につけ、以下を追加してアップロード。

トップページをドメイン直下にする

「ダッシュボード」「設定」「一般アドレス」をhttp://ドメイン名/変更

直下にindex.phpと「.htaccess」が生成されない場合

「TeraPad」で「.htaccess」を作成して、「FFFTP」で「http://ドメイン名/」直下にアップロード
パーミッション(属性・アクセス権限)を「707」に変更。
「http://ドメイン名/wp/index.php」をダウンロードし、以下に変更。

「http://ドメイン名/」にアップロードします。

5.eccubeのフォルダ内にWPのリライト設定解除

「http://ドメイン名/shop」に行ってもWordpressのテーマが表示される場合は、リライト設定解除を「http://ドメイン名/shop/.htaccess」に記入。

6.ControlPanelへログインできるようにする

「http://ドメイン名/ControlPanel」にアクセスしてもWordpressのテーマが表示されてしまうので修正する

  1. 「http://ドメイン名/」に「ControlPanel」のフォルダをアップロード
  2. 「http://ドメイン名/ControlPanel/」に「.htaccess」を作成し下記を記入。

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