ということでですね、空いてる時間にもう一つ記事を書いてしまおうと思ったてっちです。
少し書いただけで満足するタイプなもので、途中で終わってしまうっていうのが8割なんです。
よく言えば自分の性格をよく知っているタイプでもあります。
今回も東北旅行の続きです。
前回は八戸へ向かうまでを書きましたが、今回は八戸からスタートします。
朝4時半に八戸に到着するとバスも出てないので、まずは予約したレンタカー屋さんの近くまで行くために、たまたま待機していた個人タクシーに乗りました。
レンタカーを予約するとき、八戸駅と本八戸駅のどちらに近いレンタカー屋さんにするか悩んでいたのですが、Googleストリートビューで駅前を見たらなんとなく八戸駅の方が大きそうだったのでそちらにしていました。実はホンパチという愛称で本八戸の方が大きいなんて知らなかったもので。
タクシーの運転手さん、なかなか落語のようにお話になる方で、一人二役をこなしたりといろいろ話してくれました。
途中会話も交えつつ運転手さんのお話を聞いていると、回想シーンの会話だと思ってたらいきなり会話を振ってきたりして、少しの間の後に「無言になっちゃった。」と言われて初めて話しかけられてると気づきました。
無言になったも何もほとんど運転手さんがしゃべっていたんですけどね。
でも面白いし親切な方で、八食センターというお店を教えていただきました。なんでも美味しいものがたくさんあるとのことで。
ありがたや。
八戸駅に着くと、まだ5時くらいだったので取りあえず一服。
八戸駅前は商店が並んでいるような感じで、早朝だからみんな閉まってるしちょうど空もどんよりしてたしで寂れて見えました。
散歩したり待合室で横になったりして時間をつぶし、やっとレンタカーが空く時間になったころには若干疲労感がありました。
全然24時間やっていないチェーン店がないことにあれーって印象。
そして、レンタカー屋さんのその日初めての客として車を借りたわけです。トヨタの黒いの。
最初の運転はじゃんけんで負けたエリーさん。
早朝だけに運転はしやすかったと思います。
取りあえずどこに向かうかはあまり決めてなく、岩手のわんこそばでも食べたいくらいしか考えてなかったんで、そのまま海岸線を下ることにしました。
すーぐに岩手に入っちゃった気がしますが、道民からすると県境というのはハイタッチ要素なんですね。
周りが海なものだから、県を越えるなんて一イベントなんですよ。県を超えるのに最低でも数千円はかかるもので。
だけど今回はいつの間にか岩手に入ってしまったようで、完全にハイタッチするタイミングを逃しました。
あ、もう岩手なのか、みたいな、若干内地人になった気になりましたね。
走っているついでに、途中にある道の駅を全部寄ってスタンプ押したり物産品を見ようと思っていました。
スタンプ帳などを作っててですね、スタンプを押すたびに一句付け加えるんですね。
これは前回の東北旅行から始めたことなんですが、意外に道の駅と道の駅の間が短いもので、一句書くようなことが思いつかない。
「なんにもない 塩の道らしい のだのえき」とか、「だんだんと 書くことなくなる この旅路」とか、二人ともこんな感じなっておりました。
交代で書くようにしていたのですが、もはやエリーさんにとっては苦痛になっておりました。
岩手に入り数十キロ走って気づいたのが、どこにわんこそばをやっているお店があるんだろうと。
イメージでは横に人がつく感じだから、きっとある程度大きな所じゃないと経営できなんじゃないかと勝手に思っていたので、岩手の大きいところ→盛岡!という単純思考で、盛岡にはわんこそばあるだろ!と急遽内陸に入り盛岡を目指しました。
わんこそばでは、食った数で対決しようと決まってました。勝った方がお土産の日本酒を買うことに。
それで二人とも気合い入れて八戸駅で朝食をとってから一応何も食べてなかったんですけどね、道の駅に寄るたんびにいい匂いするわけで、結構簡単に誘惑に負けてしまいました。
自分に甘いんです、二人とも。
しかも食べたのはメンチカツ。
自分への甘さレベルはおしるこか、ガムシロップくらいだと思います。
わりとガッツリ食べそのまま運転し続けると、14時半くらいには盛岡につきました。
最大料金が決まっているパーキングへ車を止め、ここをベースに歩いて盛岡観光しようと。
そのパーキングの近くに施設があったのでトイレを借りると、エリーさんがレンタルサイクルを発見。
すぐさま予定をサイクリングに変更しました。お値段は4時間500円と割と安め。
コンビニで立ち読みした地図によると、少しサイクリングロードを走った先に大きな公園のような施設があるとのことで、そこでつまみでも食べようと。
しかしメンチカツを食べたもののお腹はすいており、選んでしまうつまみはカルパスとちょいヘビー。
多分二人ともこの辺りからわんこそばに興味がなくなってきていたと思います。
自転車でゆっくり1時間くらい、目的地へ到着。公園らしきところにはちょうどいい丘があったんでその上に登りました。
そしたら遠くから「拍手でお送りください」だとか聞こえる。
選挙かなんかと思っていたら近くに結婚式会場があったみたいで、見ていたら空に無数の風船が放たれてました。バルーンサービスってやつでしょうか。
粒々程度しか見れなかったのだけど、それぞれが同じような方向にそのまま何処かへ飛んでいきましたね。風船たちは。
めでたい風船はアリなんだなって思いました。みなまで言わないけども。
もう16時くらいにはなっていたので、引き返すことにしたのですが、なんとなく同じ道を通りたくなかったので違う道から帰りました。
駐車場に車を停めに行く途中で駅らしきものとかは見ていたので、私は帰省本能で帰れる!なんて豪語したんですね。
結局、すぐに帰り道はどっちだこっちだとエリーさんと意見は分かれ、最終的に私の方向感覚は酔っ払い並だと再認識できたわけですが。
途中、繁華街のようなところを見つけ、今日はここで飲もうという話もできました。もう忘れているんですね、わんこそばのことは。
自転車を返した後車に戻り、一旦荷物を整理し、私たちはその繁華街へ歩いて向かいました。
素敵な洋服屋さんを見たり、駅のお土産屋さんをみたり、飲み屋をチェックしながら一通り歩きました。
そしたらお値段もなかなか手頃の居酒屋がありまして、そこに入ろうと思ったわけです。
朝までやっているカラオケなんかもあったので、泊まりはそこでいいねと。
今回の旅の宿泊は、ホテルに泊まるより車中泊やカラオケにしようと決めていたので、カラオケがあると寝床を確保したような安心感がありました。
これでたくさん酔えるぞ、と。
入った居酒屋では飲み放題プランにしたら、結構日本酒が置いてあるんです。しかも知らないものばかり。
二人とも日本酒は大好きなので、ちょっと興奮しました。
気になった名前をテキトーに頼んでいたのですが、中でも美味しかったのは十四代というお酒。
なんでもなかなか手に入らないらしく、飲み放題プランでも1人1杯しか飲めないとのこと。
他にも全国の銘酒としていろいろ載っていましたが、北海道が一つもなかったのが残念でした。
一夜雫の宣伝マンになろうかと0.01秒ほど考えたくらいです。
新しい大好きな日本酒とも出会え、そろそろ出ようかという頃にはべろんべろんでした。
エリーさんがエルオーブイイーなホテルを調べてくれたので、そこに泊まることに。
ちょい高な印象でしたが、特有の身だしなみセットがなんでも揃っている感じがありがたかったですね。
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