前回岩手のホテルに泊まったところまで書きましたが、今回はDay3。最大料金の決まっている駐車場へ、車を取りに行くところから始まります。
この日はフェリーで帰る最終日の前日でもあるので、泊まる場所は八戸港に近いところと決めていました。そこで、盛岡から秋田経由で青森に引き返すことに。秋田といえば前回の旅で散々な思い出（職務質問、宿無しなどなど。。）がありましたが、その秋田アレルギーを克服するためにも寄ることにしました。
いざ秋田へ。

カーナビを秋田市に設定し、いつもの休日と比べ早起きな私とエリーさんは、昨晩の疲れも若干残しつつ秋田へ向かいました。
まずは朝ご飯を食べたかったのですが、せっかくの旅行なので地元にもあるようなチェーン店は嫌だということで、ご当地のグルメをエリーさんが調べてくれました。すると途中の道の駅にて雫石バーガーたるものがあるという情報が。
１０時くらいにお目当ての道の駅に着いたのでレストランなどはやってませんでしたが、雫石バーガーの売っている露店はありました。早速注文してみるとやや大きい。キャベツも大量だったのですが、ハンバーガーにも厚みがありました。テレビで見たことのある「こぼさないハンバーガーの食べ方」を実践しながらがぶりと頂く。肉は家庭的なハンバーグのような味付けでしたが、雫石牛を利用したハンバーグはとてもジューシーで肉のうまみが詰まっておりました。変に化学調味料が入ったような味付けするより、家庭的なシンプルな味付けの方があっていたのかもしれません。二人ともお腹もふくれ、再度秋田市へ再出発。

道の駅を出て数時間、青看板には田沢湖がちらちらと何度か書かれていました。車だと通り過ぎてしまうとなかなか引き返すのも面倒なもので、「いく？」「どうする？」の間に通り過ぎては「まぁ仕方ないね」を繰り返してました。三度目の正直、わりかし手前に田沢湖を記した青看板があったため、話し合う時間もあり寄ることに。
脇道にそれてから20kmくらい、天気はだんだんと良くなり晴れ晴れとした頃、田沢湖が見えてきました。見てビックリしたのが田沢湖の青さ！南国の海を一度でも見たいと思っていた私にとって湖とか気にしないくらい綺麗で感動。湖畔には敷き詰めたのか白い砂浜が広がっていて、南国の海らしさをより演出していました。まだ午前中でしたが家族連れなどもいて、湖で海水浴ならぬ湖水浴しています。自然と笑顔になりましたね。
湖には定番の鳥の形をした足こぎボートもあり、私たちも乗ろうと。浜に置かれているボートたちを見てみると手漕ぎボートを発見。そちらを申し込むことにしました。なぜならエリーさんは手漕ぎボートが大好きで、実際漕ぐのもものすごく速いんです。無我夢中で漕ぐものだから進行方向は定かではありませんが、前に友達と3人3人で分かれて2隻のボートで競争したときなんかエリーさんが漕ぎ始めるとぐんぐん進んで見る見るうちに小さくなったことがあります。まぁ、ゴールとは別方向だったので、くの字を描いておりましたが。
少し湖で遊び、湖とその中で遊んでいる人たち(飼い犬を無理やり湖に入らせようとするおじさんとか)を眺めた後、早速手漕ぎボートを申し込むことに。フランクなお兄さんが対応してくれたのですが、手漕ぎボートはまだ準備していないらしく、準備するには店長を呼んでフォークリフトでボートを水辺まで運ばなくてはいけないとのこと。大体20分～40分かかるそうなので、その間に車に戻って湖一周することにしました。

売店でソフトクリームとろばた焼き？をそれぞれ頼んで食べた後、車に乗り込みます。ちゃっかりエリーさんは田沢湖の案内なんかを入手してくれたので確認すると、ちょうど反対辺りに御座石神社があるとのこと。湖の脇を通る道は少し狭かったですが、マラソンランナーやサイクリング中の人などがいて、青い湖を横に気持ちよさそうでした。
御座石神社に着くと何やら音がなっていたり、何の御利益があるとかかいてありましたが、神社にあまりいかない私とエリーさんは、観光として神社に来た時の楽しみ方を知りませんでした。なにやらさらに登ると名所があるらしいのですが、とても晴れてて暑かったので遠慮することに。神社の横にコーヒー屋さんもあって、神社なのにコーヒー！？って思いましたが、少し古びた感じがそれはそれでマッチして今いました。寄らなかったけど。
神社の向かいには湖に向かって鳥居があり、湖を眺めるスポットがありました。さっき近くで見た時は浅瀬だったので青さはあまり感じませんでしたが、そこから見るとすぐ深くなっているので田沢湖の青さを間近で感じることが出来ました。

左は鳥居、右は鳥居近くから見た田沢湖。少し加工しましたが、肉眼だとこんな感じでしたよ。

 

御座石神社を出発し、ボート乗り場までもう半周して戻りました。