多発性硬化症での入院生活2日目:髄液検査など

多発性硬化症と診断されたわたしの入院生活2日目。
この日のメインイベントは髄液検査。
ネットで調べて痛いとか後遺症がでたとか
そんな話ばっかりですっかり怯えておりました。
ビビリキーワードで検索していたせいだと思うのですが。。。

この日くらいから左手の症状が、
痺れから固くなったような感じになってきました。

髄液検査

そもそも今回の髄液検査は、多発性硬化症とよく似ている、視神経脊髄炎と区別するために行います。
これで多発性硬化症と診断でき、治療に進めるといことですね。

病室で寝転んでいると「さぁやりますよー」と3人の方々が。
普段寝ているベッドで行うことになっていて少しびっくり。
検査後体を安定にしておかなきゃいけないからだと思い勝手に納得。

横向きにうずくまる姿勢になったあとは、背中をめくって麻酔を打つ流れに。
私は痩せ型なのですが、先生曰く、痩せている方が施術しやすいとのこと。
それでも怖い。
しかも何やら先生が新人のような方に説明してるんですね。
え?先生やってくれないの?と一瞬不安になりましたが、
単純に見ておきなさいみたいな説明のようで、施術は先生がする様子。
安心したものの、説明をきくと「発見したらグッと押して」どうのとか、
「この辺」とか、結構感覚的。
もう身を預ける思いで託しました。

まずは麻酔、ここが一番痛いとのこと。
ちょっと本末転倒な感じもするけどまぁそうなりますよね。
背骨を指で確認してもらっているのを感じながら、
「ちくっとします。」といってブス、ズズズ。
入っていく感覚がなんとなくわかります。
「注入していきますねー」とのこと。
違和感はありますが最初のブスが痛かったくらいでした。
へたっぴな注射よりは痛くなかった印象でしたよ、
慣れてない場所なので敏感になっていた気もします。

そして次に髄液の抽出。
この辺も一度で終わらせてもらい
すでに麻酔も効いているからか全く痛くはありませんでした。
少し時間が経ったあと、採れたらしき髄液を見ると無色透明。
なんか赤色の混じったドロドロを想像しておりました。
後片付けをして「1時間くらいそのままの体勢でね」と言われました。

予想よりもはるかに何ともなかった髄液検査。
わたしのビビリすぎなところもありましたが、
きっと先生の腕もよかったのだと思います。
その後、3時間くらいなんとなーくな痛みはありましたが、
安静にしてるうちに治りその後も後遺症などはありませんでした。

私が施術しやすい痩せ型だったとか、
先生が慣れている人だったとか、
(誰かが横で説明を受けていた先生の最初の患者になるんですもんね)、
確かにケースバイケースところはありますが、
すべてが全てとても痛いというわけではないんだなと
参考にしてもらえればと思います。

入院生活2日目で髄液検査のほかにやったこと

二日目も主に検査。今回の多発性硬化症の再発で初めて入ったMRIも慣れたもんになってきました。

造影 + MRI検査
昨日うまくできなかったのでももう一度。。。今度はうまくいったようでした。また、以前の視神経炎も今回の多発性硬化症との関連が考えられるためということで、目の周りを撮ることに。鏡を利用した目印を用意してもらい、じっと見つめてくださいとのこと。なんでも目を動かすとブレてしまうそうで、緑のボールのようなものをじっと見つめる必要がありました。しかし、ボールの全体を見つめればいいのか、はたまたボールの奥を見つめればいいのか、んーボールに顔を思い浮かべてそれを見つめたら…などと考えてしまうのです。結局やり直しをくらい、「5分ですから我慢してくださいね。」と言われてしまいました。
理学療法/作業療法
この日からはマッサージもすることに。担当の方も話しやすくいい方々でした。